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世界の大きい半島ベスト3って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、世界の大きい半島ベスト3について紹介したいと思います!

 

世界の大きい半島ベスト3とは、

1位:アラビア半島

2位:インド半島

3位:ラブラドル半島

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

アラビア半島

 

 

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アラビア半島とは、西南アジアの南西部にあって、メソポタミア、シリアから南東方向へ突出する巨大な半島。

南東はアラビア海、アデン湾に臨み、北東はペルシア湾アラビア湾)、オマーン湾によって、南西は紅海とその支湾アカバ湾によって、それぞれ限られる。

長さ約2300km、幅1200~1800km、面積約300万㎢。

アラブ人によって、ジャジーラル・アラブ(アラブの島)と呼ばれることもある。

大半の地域はサウジアラビアによって占められ、ペルシア湾岸から南東部にかけてはクウェートバーレーンカタールアラブ首長国連邦オマーンの国々が、また南部にはイエメン共和国が、それぞれ存在する。

地質時代古生代から中生代に、アフリカ大陸、オーストラリア大陸インド半島とも繋がって存在していたゴンドワナ大陸の名残の陸塊で、陸塊の基盤をなす始原代の花崗岩、片麻岩が半島西部の地層を形成する。

他方、半島東部には、陸塊の沈降期に堆積した古生代以降の地層が水平に重なっている。

東部、西部で地質が異なるのは、新生代第三紀に紅海の部分が陥没してアラビア半島がアフリカ大陸から分離した際、半島の地塊が東に緩やかに傾動した為、西部にもあった堆積層がその後の侵食作用で削り取られた結果である。

尚、地塊の傾動に加えて、半島の西縁は断層沿いに溶岩の噴出もあって高度が高く、半島の分水嶺を形成し、南部のアシール山地で標高2000m、南端のイエメン山地で標高3000mに達する。

最高峰はイエメン山地のハドゥール山(3760m)。

アデン湾、アラビア海に臨むハドラマウト山地も標高2000mを超える。

他方、半島東部は、東へ向けて緩やかに傾斜する標高1500~200mの高原を呈し、地層の変わり目には崖を伴ったケスタ山地が並走する。

また、南東端のオマーン地方には、アルプス・ヒマラヤ造山帯に属するアハダル山脈(最高峰3018m)が横たわる。

海岸部の平野はペルシア湾岸等の東部を除いては全般に狭小である。

海岸線は出入りに乏しく、ペルシア湾岸にカタール半島やバーレーン島が変化を与えているに過ぎない。

夏にインド洋の季節風の影響によって降水のあるイエメン山地地方や、冬に降水をみるアハダル山脈地方を除いては、年降水量は100mm程度にすぎず、気候は乾燥している。

その為、広く砂漠に覆われ、サハラ砂漠並みの超乾燥地域をなす南部のルブ・アル・ハーリー砂漠や、北部のナフード砂漠、中部のダハナー砂漠は著名である。

乾燥気候下で降る一時的な豪雨によって刻まれるワジ(水無川)の河谷は、地表の地形に変化を与えている。

人口は約3800万で、人口密度は1㎢当たり約13人と少ない(1994年)。

住民の殆どはアラブ人であるが、他にインド人、パキスタン人、イラン人、東アフリカ系黒人等が若干認められる。

宗教はイスラム教が支配的であり、殆どがスンニー派に属する。

乾燥気候によって制約される為、農業が営まれるのはイエメン山地地方や砂漠のオアシス等、水の得られる所に限られる。

ステップではラクダ、ヒツジ等を伴った遊牧生活が営まれている。

都市ではスーク(バザール)を中心に商活動が行われ、都市間には長距離交易に従事する隊商の活動も見られる。

海岸部の住民は漁業や海運との関わりが大きい。

ペルシア湾沿岸地域は1930年代の発見による石油資源の宝庫であり、近年の新油田の相次ぐ発見と石油価格の高騰は、この地域の産油国経済を大いに潤し、工業化、都市の近代化も促進されてきた。

 

 

 

 

 

インド半島

 

 

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インド半島とは、ヒンドスタン平野の南縁からインド洋に突き出す三角形の半島。

面積160万㎢。

ナルマダ川の断層谷を境に南部と北部に区分される。

南部の主体は西から東に傾くデカン高原で、西縁に標高1000~1500mの西ガーツ山脈、東縁に500~600mの断続的な東ガーツ山脈がある。

ベンガル湾側の東海岸には、高原上を東流してきたマハナージ、ゴダバリ、クリシュナ、カーベリの諸川が広い海岸平野を作るが、アラビア海側の西海岸の幅は狭い。

ナルマダ川以北は中央高地と呼ばれ、ビンジャ、アラバリの諸山脈もあるが、全体として北に低下しヒンドスタン平野に没する。

インド半島の基盤は先カンブリア紀の片麻岩や結晶質岩石から成り、それがゴンドワナ大陸の一部として長い間陸上侵食を受け準平原化したものが、白亜紀頃から隆起と玄武岩質溶岩の噴出によって現在の概形ができた。

玄武岩質溶岩流は広大な溶岩台地を形成し、それに由来する黒色土は保水に富みワタ作に適する。

それ以外の高原は地力の低い赤色土に覆われ、耐乾性の細粒穀物(ジョワール、バジラ、ラギ等)が栽培される。

 

 

 

 

 

ラブラドル半島

 

 

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ラブラドル半島とは、カナダ東部の大半島。

大西洋、ハドソン海峡ハドソン湾、セント・ローレンス湾に囲まれる。

東側の大西洋沿岸はニューファンドランド州、中部以西はケベック州に含まれる。

面積約138万㎢。

ほぼ全域が地球上で最も古い片麻岩、結晶片岩で構成され、安定した陸塊のカナダ楯状地(ローレンシア高地)の東部を占める。

最高点はディバービル山(1646m)で、標高300~1500mの地域が広がる。

氷河期に覆った大陸氷の侵食による無数の氷河湖がある。

北部は低木・地衣ツンドラ地域、南部は針葉樹林帯である。

居住地は鉄鉱を産し、セント・ローレンス湾岸に鉄道で通ずるシェファービル、ワバシュ、ガグノン、東岸のグースベイ、北岸のフォートシモ等が主なもので、ハドソン湾岸、アンガバ湾にはイヌイットが居住する。

南部では水力開発が盛んであり、最近は沖合で天然ガスの開発が進められている。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

アラビア半島は予想通りでしたが、2位と3位はあまりイメージが無かったです。

インドが半島であることを改めて認識しました。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!