こんにちは！
今日は、北海道5強について紹介したいと思います！
北海道5強とは、1960年代から1990年代半ばにかけて覇を競った、北海道に本拠地を置く社会人野球の5チームです。
北海道5強に選ばれたのは、
大昭和製紙北海道
新日本製鐵室蘭
王子製紙苫小牧
たくぎん
NTT北海道
の5つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います！
大昭和製紙北海道
大昭和製紙北海道とは、1962年に創部。
1993年秋に、大昭和製紙本社の意向から同年シーズン限りでの休部が決定。
その後は、町民球団としてクラブチーム『ヴィガしらおい』として登録を引き継ぎ、大昭和製紙もグラウンドの供与など可能な限りの便宜を図ったが、それも限界に達し1997年限りで解散となった。
現在、白老町では大昭和製紙とは全く一線を画した町民球団WEEDしらおいが活動している。
新日本製鐵室蘭
新日本製鐵室蘭とは、1939年に創部。
1994年夏に、新日本製鐵のスポーツ活動支援の見直しから同年シーズン限りでの休部が決定。
その後の室蘭市民の動きは速く、休部発表の10日後には市民球団としてのクラブチーム『室蘭シャークス』が設立。
登録上は、新日本製鉄室蘭とは別チームとなる為、各大会の通算出場回数は加算されていない。
現在においても、日本製鉄及び関連企業の社員や室蘭市民を交え活動を続けている。
王子製紙苫小牧
王子製紙苫小牧とは、1950年に創部。
1999年に王子製紙本社のスポーツ体制見直しから、苫小牧にはアイスホッケー部（現：王子イーグルス）だけ残し、野球部は王子製紙春日井に一本化されることが発表され、翌2000年の都市対抗野球1回戦敗退をもって廃部となった。
5強の中では、最後まで企業チームとして活動したチームである。
その後、同チームの後援会が中心となり、市民球団としてクラブチーム「オール苫小牧」が2000年に誕生し、苫小牧チームに所属していた選手も交えて活動している。
たくぎん
たくぎんとは、1950年に創部。
1995年末に、北海道拓殖銀行の経営悪化からスキー部とともに休部が発表され、翌1996年の都市対抗野球予選敗退をもって活動を停止した。
翌1997年11月に北海道拓殖銀行は経営破綻し、事業は北洋銀行等に受け継がれたことから、野球部復部の可能性は絶たれた。
NTT北海道
NTT北海道とは、1956年に創部。
若松勉等、名選手を輩出していたが、1999年にNTTが全国に散在していたチームをNTT東日本とNTT西日本に纏めることとなり、北海道チームは東日本に統合された。
しかし、東日本チームに入団できなかった選手を中心にクラブチーム化の動きが強まり、日本野球連盟への登録をクラブ登録に変更してチームを継続。
しかし、選手の高齢化等からチーム力の維持が困難となり、2006年シーズン限りで解散した。
如何でしたか？
今となっては会社名が変わったり無くなったりした会社がいくつかありますね。
現在も名が残る会社は王子製紙のみのようですね。
社会人野球は、今でも活発なので今後も注目していきたいですね。
最後までお読み頂き有難う御座いました！
