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世界三大音楽コンクールって何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、世界三大音楽コンクールについて紹介したいと思います!

 

世界三大音楽コンクールに選ばれたのは、

チャイコフスキー国際コンクール(ロシア)

ショパン国際ピアノコンクールポーランド

エリザベート王妃国際音楽コンクール(ベルギー)

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

チャイコフスキー国際コンクール

 

 

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チャイコフスキー国際コンクールとは、4年に1度、ロシアのモスクワ音楽院で開催される国際音楽コンクール。

エリザベート王妃国際音楽コンクール、ショパン国際ピアノコンクールと合わせて世界三大ピアノコンクールと言われる、権威あるコンクールの1つ。

ロシアを代表する作曲家、ピョートル・チャイコフスキーの名前を冠している。

バイオリン、ピアノ、チェロ、声楽、バイオリン製作者の5部門がある。
1958年に、バイオリンとピアノのコンクールとして始まり、第2回(1962)の時にチェロ部門、第3回(1966年)の時に声楽部門、第9回(1990年)の時にバイオリン製作者部門が、新たに設けられた。
過去の受賞者には、ヴァン・クライバーン(ピアノ部門)、ウラディミール・アシュケナージ(ピアノ部門)等がいる。

日本人では、バイオリン部門で1990年(第9回)に諏訪内晶子、2007年(第13回)に神尾真由子、声楽部門(女声)で1998年(第11回)に佐藤美枝子、ピアノ部門で2002年(第12回)に上原彩子が優勝している。

また、2007年の第13回では、バイオリン製作者部門で菊田浩が優勝。

2位に高橋明、4位に天野年員と上位を日本人が占めた。
審査は、著名なロシア人音楽家、音楽教授、音楽監督、過去のコンクール入賞者らによる国際審査員団によってなされる。

当初は申込者全員が出場できたが、2002年(第12回)の開催から、事前にビデオ審査が行われることになった。

事前の審査を通過してコンクールに参加できるのは、声楽部門が80名、他の各部門は60名。

ただし、指定の国際コンクールにおいて1位入賞の経験がある人は、事前審査無しで参加資格が与えられる。

 

 

 

 

 

ショパン国際ピアノコンクール

 

 

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ショパン国際ピアノコンクールとは、5年に1度、フレデリック・ショパンの命日である10月17日の前後3週間に渡って開催される、ショパンの曲のみを演奏するピアノコンクール。

ショパンの誕生地、ポーランドワルシャワにある、国立フィルハーモニーで開かれる。

世界的に優れたレベルの演奏家の発掘と育成を目的としており、エリザベート王妃国際音楽コンクール、チャイコフスキー国際コンクールと合わせて世界三大ピアノコンクールと言われる、権威あるコンクールの1つ。
1925年、ワルシャワ音楽協会で活動していたショパン音楽院教授イェジ・ジュラブレフが、開催を申し出たことが始まり。

1927年にショパンを記念して創始され、現在、2005年の第15回まで開催されている。

1937年に第3回が行われた後、第2次世界大戦のため一時中断されるが、1949年に再開。

1955年(第5回)からは、5年毎に行われている。
第1回目の優勝者はソ連のオボーリン。

他、ポーランドチェルニー・ステファニスカ(第4回)、イタリアのマウリツィオ・ポリーニ(第6回)、ロシアのスタニスラフ・ブーニン(第11回)等が優勝しており、過去の優勝者の殆どが、世界的なピアニストとして活躍している。

日本人では優勝者はおらず、初の入賞者が田中希代子(第5回・10位)。

入賞者は他に中村紘子(第7回・4位)、内田光子(第8回・2位)、横山幸雄(第12回・3位)、佐藤美香(第14回・6位)等がいる。

また、第14回で梯剛之ワルシャワ市長賞を受賞している。

 

 

 

 

 

エリザベート王妃国際音楽コンクール

 

 

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エリザベート王妃国際音楽コンクールとは、ドイツ・ベルギーのブリュッセルで開催されるコンクール。

時折休年もあるが、毎年行われる。

毎回、バイオリン、ピアノ、声楽、作曲の4部門から1部門だけに限って開催され、1次予選を通過した者が、本選に出場できる。

元々はバイオリン・ピアノ・声楽の各部門が3年に1度開催され、作曲はそれらの楽器部門が開催される前に行われる形とされているが、実際には規則性無く開催されている。

1929年、エリザベート王妃音楽基金が設立。

その後、基金の代表であったベルギーのバイオリニスト、ユージェーヌ・イザイが1937年に創始した「ユージェーヌ・イザイ・コンクール」というバイオリンのコンクールが前身となっている。

戦争の為、「ユージェーヌ・イザイ・コンクール」は2年で中止となるが、1951年に「エリザベート王妃国際音楽コンクール」として再開した。
1956年に優勝したアシュケナージ(ピアノ)、1972年に優勝したアファナシエフ(ピアノ)等、世界的に有名な音楽家が多数入賞している。

また、1953年に作曲部門で諸井誠が7位、1956年、ピアノ部門で賀集裕子が10位、1971年、バイオリン部門で藤原浜雄が3位、1980年、バイオリン部門で堀米ゆず子が1位、清水高師が3位、塚原るり子が4位等、多くの日本人が入選・入賞している。
2009年はバイオリン部門が開催され、日本人では木嶋真優がファイナリストとして決勝に進出。

惜しくも入選は逃した。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

チャイコフスキーショパンなど、著名な作曲家の名を冠したコンクールがあるようですね。

私は音楽に疎いですが、あのような緊張感の中ミス無く演奏するのは、物凄い精神力が必要だと思いました。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!