こんにちは!
今日は、大三冠について紹介したいと思います!
大三冠とは、日本の囲碁の棋戦における七大タイトルのうち、特に上位とされる三大タイトルを同時に在位することです。
大三冠に選ばれたのは、
名人
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
棋聖とは、1976年にスタートした読売新聞社主催の囲碁タイトル戦。
第1期棋聖戦7番勝負は藤沢秀行9段と橋本宇太郎9段の間で行われ、藤沢が初タイトルを手中にした。
各段優勝戦、選抜戦、最高棋士決定戦という独特の方式で挑戦者が決定される。
また、5連覇以上した棋士には名誉棋聖の称号が与えられるが、1999年までに藤沢秀行、小林光一の2名が資格を得ている。
名人
名人とは、 碁のタイトル戦。
1961年に読売新聞社が日本最強決定戦を発展的に解消して創設。
予選方式や 7番勝負等、本因坊戦を模倣した。
1期 1年で、第1期名人は藤沢秀行8段。
第14期の後、読売新聞社と日本棋院が契約問題で紛議を醸し、1976年主催が朝日新聞社に移行。
朝日新聞社は第15期を第1期と改称した。
旧制第14期と新制第1期名人はいずれも大竹英雄9段。
連続 10期以上タイトルを獲得した棋士は現役時に、連続 5期または通算 10期タイトルを獲得した棋士は現役で 60歳に達した時または引退時に、名誉名人を名乗ることができる。
本因坊とは、碁のタイトル戦。
1936年、本因坊秀哉、日本棋院、東京日日新聞、大阪毎日新聞の合議により、本因坊家は世襲制を廃し、実力日本一の棋士が名跡を継承することになった。
1938年、木谷実を相手に本因坊秀哉の名人引退碁が行われ、1939年、第1期本因坊戦の予選が開始された。
当初は 1期 2年であったが、1950年の第5期から 1期 1年となった。
コミ碁による選手権戦の嚆矢でもあり、1943年の第2期と 1947年の第4期からは 4目半、1975年の第30期からは 5目半、2004年の第59期からは 6目半のコミが採用されている。
本因坊獲得者は本名から 1字をとって号を作る慣例がある。
関山(本因坊利仙)以降、2015年の第70期までに橋本宇太郎(本因坊昭宇)、岩本薫(本因坊薫和)、高川格(本因坊秀格)、坂田栄男(本因坊栄寿)、林海峯(本因坊海峯)、石田芳夫(本因坊秀芳)、武宮正樹(本因坊秀樹)、加藤正夫(本因坊劔正)、趙治勲、趙善津、王銘琬、張栩、高尾紳路、羽根直樹、山下敬吾、井山裕太が本因坊となった。
如何でしたか?
囲碁の上位3つのタイトルですね。
また、同じ名前のタイトルがいくつかありますが、囲碁と将棋では序列が異なることもありますね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!