こんにちは!
今日は、日本三神山について紹介したいと思います!
日本三神山とは、徐福は不老不死を求める始皇帝に対して「海中に瀛洲・方丈・蓬莱の三神山あり」と報告したことがある。それらの日本における比定地のことです。
日本三神山に選ばれたのは、
熊野
富士山
熱田
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
熊野
現在、和歌山、三重両県に跨り、大塔山脈を境に、東を奥熊野、西は口熊野と言う。
熊野本宮、新宮、那智の3社、所謂熊野三山は、元来、険路が多く、京都との関係が疎遠で、経済的に弱体であったが、これを補う為、積極的な宣伝活動を始め、御師先達制度等で、古代末期、院や貴族の参詣を得ることに成功し、中世には多数の武士を招き、「熊野詣」と言って、全国の代表的な参詣地となった。
別当の勢力は強く、水軍を持ち、熊野海賊の名を馳せた。
山中は温暖湿潤の為、良質の杉、ひのきを産し、木材は熊野川の水流を利用して新宮で集散される。
富士山
活火山で、常時観測火山。
日本の最高峰で標高 3776m。
富士箱根伊豆国立公園の中心で特別名勝。
現在の山体の基盤には小御岳火山と古富士火山があり、南部に富士山より開析の進んだ愛鷹山がある。
山頂には直径約 700m、深さ 200mの火口がある。
山麓には寄生火山、富士五湖、溶岩、風穴、氷穴、白糸の滝等、火山活動に起因する地形が多い。
有史以来も噴火の回数は多く、貞観6年(864年)の活動では寄生火山の1つ長尾山(1424m)から大量の溶岩が流出した。
最後の活動は宝永4年(1707年)、南東側の中腹での噴火で、この際に宝永山(2702m)の火口が形成された。
以後、火山性活動は殆ど認められないが、東京大学地震研究所と防災科学技術研究所が観測を続けている。
山頂に浅間神社奥宮がある。
山岳信仰の対象としての富士登山は平安時代に始まり、江戸時代には富士講が普及して山麓には宿坊が発達した。
日本を代表する国立公園の1つとして世界にも知られ、交通の便や宿泊、レクリエーション施設は完備している。
登山口としては須走口、吉田口等があるが、1964年、河口湖から 5合目(小御岳)まで富士スバルラインが開通、続いて 1970年に御殿場、富士宮から富士スカイラインを経て新5合目までの表富士周遊道路が開通。
富士山と周辺の湖、神社等は、2013年、「富士山:信仰の対象と芸術の源泉」として世界遺産の文化遺産に登録された。
熱田
熱田とは、愛知県西部、名古屋市の南部に位置する区。
古くは、『和名類聚抄』に厚田郷の地名がある。
更に陸路は美濃方面へ、海路は桑名へ通じて、参勤交代の大名や伊勢参宮客で賑わった。
熱田神宮の門前町であった為、奉行所も置かれ、城下町に準ずる扱いを受けた。
伊勢湾頭の漁港でもあった為、尾張藩の保護により魚市場が繁栄した。
熱田駅付近は車両、ガラス、金属機械等の工場が多い。
また堀川沿いには白鳥貯木場があり、製材工場が多い。
面積 8.2㎢。
人口 6万5895(2015年)。
如何でしたか?
どの場所も歴史的な場所ですが、富士山はあまり日本史の表舞台には出てこない印象です。
各時代で、富士山はどのような立ち位置だったのでしょうかね。
最後までお読み頂き有難う御座いました!