いつか役に立つかもしれないムダ知識

生きていく上では必要ではない雑学や知識を投稿していきます。クイズなどにも役立つかもしれません。

文壇三大音声って誰?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、文壇三大音声について紹介したいと思います!

 

文壇三大音声に選ばれたのは、

丸谷才一(まるやさいいち)

開高健(かいこうたけし)

井上光晴

の3人です。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

丸谷才一

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210512073903j:image

 

 

丸谷才一とは、小説家、評論家。

本名は根村才一。

1950年、東京大学英文科卒業、1953~1965年、国学院大学で教鞭をとった。

第1作は、1960年刊行の『エホバの顔を避けて』(1952~1660何、同人誌『秩序』に連載)。

作品には明確な方法意識が貫かれており、私小説リアリズムを拒否する、いわば現代の高踏派。

また、日本語の衰退にも危機感を持つ旧仮名遣い論者で、『日本語のために』(1974年)、『文章読本』(1977年)等の著作がある。

代表作『笹まくら』(1966何、河出文化賞)、『年の残り』(1968年、芥川賞)、『たった一人の反乱』(1972年、谷崎潤一郎賞)、『裏声で歌へ君が代』(1982年)、『樹影譚』(1988年、川端康成文学賞)、『輝く日の宮』(2003年、泉鏡花賞)等。

最後の長編に『持ち重りする薔薇の花』(2011年)。

他に『後鳥羽院』(1973年、読売文学賞)、『忠臣蔵とは何か』(1984年、野間文芸賞)等、評論、エッセーも多数。

ジェームズ・ジョイス研究者としても知られ、翻訳に『ユリシーズ』(1964年、共訳)、ジョイス論の『6月16日の花火』(1986年)等がある。

1991年、イギリス『インディペンデント』紙の外国小説賞特別賞、2001年、菊池寛賞を受賞。

1998年、日本芸術院会員、2006年、文化功労者に選ばれ、2011年、文化勲章を受章した。

 

 

 

 

 

開高健

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210512073921j:image

 

 

開高健とは、小説家。

大阪市立大学法学部卒業。

『裸の王様』(1957年)で芥川賞を受賞。

前作『パニック』(1957年)同様、工業社会における「組織と個人」という現代的なテーマを扱っている。

『日本三文オペラ』(1959年)では、大阪の旧陸軍工廠跡の浮浪者、貧民群の生態を描いた。

その後、イスラエルアイヒマン裁判を傍聴したり、ベトナムの戦場に赴く等、国際的な幅広い活動で知られる。

また、小田実らとベ平連(「ベトナムに平和を!市民連合」)を起こし、精力的に平和運動を進めた。

『輝ける闇』(1968年)、『夏の闇』『1971年)等、現代史に取材した力作がある。

他に『ベトナム戦記』(1965年)、『破れた繭』(1986年)、『夜と陽炎 (かげろう) 』(1986年)等。

1990年、「開高健賞」が創設された。

 

 

 

 

 

井上光晴

 

 

f:id:mudachishiki4510:20210512073948j:image

 

 

井上光晴とは、小説家。

幼くして父母と生別し、貧困な少年時代を過した。

15歳で長崎県崎戸炭鉱で炭鉱員の生活を体験し、後の文学の素材を得た。

その後、独学で専検に合格し、電波技術養成所等に学んだが、第2次世界大戦後、日本共産党に入党し、詩作を始めた。

小説の処女作『書かれざる一章』(1950年)は共産党の内部批判として注目を集め、作家としての地位を定めた。

未解放領域、朝鮮人、原爆被爆者等を対象に、差別や搾取の実態を通じて日本の底辺をえぐった『死者の時』(1960年)、『地の群れ』(1963年)等の力作を相次いで発表、『残虐な抱擁』(1968年)等、廃坑地帯を舞台にした作品も多い。

他に、スターリン主義を批判した『黒い森林』(1966年)、退廃した日常生活を描いて戦後性の本質を問う『心優しき反逆者たち』上下(1973年)等の作がある。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

恥ずかしながら、私は1人も知りませんでした。

小説は、あまり読まないので、少しずつ読んでいきたいと思います!

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!