こんにちは!
今日は、世界三大芳香木について紹介したいと思います!
世界三大芳香木に選ばれたのは、
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
キンモクセイとは、モクセイ科の常緑小高木。
高さ 4mほどに育つ。
葉は有柄で対生し、披針形から長楕円形で葉縁に鋸歯がある。
晩秋、葉腋に黄橙色で芳香を放つ筒形4弁の小花を多数つける。
雌雄異株であるが、日本で植えられているのは雄株だけである。
中国原産で暖地に適し、庭木として好んで植えられる。
ギンモクセイ(モクセイ)は近縁種であるが花色が白いので区別できる。
中国原産であるが日本で庭木として普通に栽植される。
茎は直立分枝し、樹皮には褐色の強い繊維がある。
葉は倒披針形、全縁で密に互生する。
園芸品ではときおり、葉縁部が白い縁どりになっているものがある。
花は枝先に頭状に集まってつき、春先に開花する。
がくは筒状で先端が4裂し、白色または紅紫色である。
開花時に強い芳香を出す。
雌雄異株で、日本のものはほとんどが雄木なので結実することは少なく、もっぱら挿し木で繁殖する。
和名は花の香りを、香料として有名なジンコウ (沈香) およびチョウジ (丁子) の香りにたとえたものである。
なお、日本に自生する同属の近縁種としてオニシバリ D. pseudo-mezereumやコショウノキ D. kiusianaがある。
※雌雄異株とは、二家花ともいう。
単性花をつける種子植物のうち、雌花と雄花とが別の株 (個体) に生じること。
イチョウ、イチイ、アオキなどがその例。
コケ、シダ植物でも、雌雄の生殖器官を別個の原糸体、前葉体上に生じるものに、この語を用いる。
また、ポプラやキヌヤナギのように外国から日本に渡来した植物のなかには、雄株だけしか知られていないものもある。
※ジンコウとは、ジンチョウゲ科の常緑高木で、高さ 30mに達する。
中国、インドの産。
聖書にこの名が出てくるが、この木はシリアには自生せず、インドから移入されたと思われる。
古来有名な香木で、沈香、伽羅はこの木が長期間地中に埋没していた化石様のものからとり、古くから各種の宗教行事に用いられた。
※チョウジとは、フトモモ科の常緑高木で、マルク諸島原産。
アフリカや西インド諸島など広く熱帯地方に栽植される。
高さ 10mに達し、分枝し密な円錐状の樹冠をつくる。
葉は両端がとがった長楕円形で長さ 6~10cmあり、油点が散在して裏面は白みを帯びる。
枝先に多数の花を集散状につける。
花弁は 4枚で白または淡紅色、癒合して肉質の角張った花筒をつくる。
つぼみが紅色になった頃に摘んで乾かしたものを丁香または丁子香と呼び、古くから香料として有名である。
香油成分はオイゲノールで 70~90%含まれる。
丁香を蒸留して丁子油をとり,薬用とされる。
クチナシとは、アカネ科の常緑低木で、熱帯から暖帯に広く分布している。
山地にも自生するが庭園などによく植えられる。
多数の枝を出し、若い枝には毛がある。
長楕円形で全縁の葉が対生し、深緑色で表面には光沢がある。
夏に、白い大きな花が枝の先端に1つずつ咲き、よい香りがする。
花は自生品にも栽植品にも変異が多く八重咲きのものもある。
一重咲きのものの果実はオレンジ色で美しく、染色または薬用に用いられる。
果実の頂部がとがり、口が開いていないので口無しと呼ばれる。
如何でしたか?
キンモクセイとクチナシは知っていましたが、ジンチョウゲは知りませんでした。
これを機に、植物についても勉強していきたいと思います!
最後までお読み頂き有難う御座いました!