こんにちは!
今日は、世界三大美蝶について紹介したいと思います!
世界三大美蝶に選ばれたのは、
ミイロタテハ(アグリアス)
モルフォチョウ
トリバネアゲハ
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ミイロタテハ
ミイロタテハとは、昆虫綱鱗翅(りんし)目タテハチョウ科Agrias属に含まれるチョウの総称。
アグリアスともいう。
中形のチョウであるが、はねの色彩の美麗なこと、採集される数の少ないこと、種内の変異の多様性などにより、世界でもっとも人気のあるチョウの1つである。
地域的な変異の考え方(別種と考えるか、同じ種の地理的品種または亜種と考えるか)によって、種数の数え方は研究者によって違うが、6、7種とされるのが一般で、種数は少ない。
その分布の中心は南アメリカのアマゾン川流域にあって、一部は中央アメリカに達している。
一般のチョウのように花には飛来せずに、獣糞(じゅうふん)、人糞、小動物の死体などに集まって液状分を吸う。
生活史はよく調べられておらず不明の点が多いが、幼虫の食草はコカ科、クイナ科が記録されている。
モルフォチョウ
モルフォチョウとは、昆虫綱鱗翅(りんし)目モルフォチョウ科に属する中・南アメリカ特産のモルフォチョウ類の属名あるいは俗称。
この仲間は東洋熱帯から亜熱帯に分布するワモンチョウ科に近縁のもので、タテハチョウ科の範囲を広くとる場合には、ジャノメチョウ科などとともにタテハチョウ科の一亜科とされることもある。
大形(ときに中形)のチョウで、雄のはねの表面は金属様藍色に輝くものが多く、東洋熱帯のトリバネチョウ、中・南アメリカのアグリアス(ミイロタテハ)などとともに世界の美蝶として人気の高いものである。
その分布は、北はメキシコから南はアルゼンチンの北部にまで及ぶが、ブラジルがその分布の中心で種類数ももっとも多い。
普通その種数は三十種余りを数えるが、学者によりその変異の考え方に違いがあり、種数は学者によりかならずしも一致しない。
タイヨウモルフォ、ヘラクレスモルフォ、レテノールモルフォ、キプリスモルフォ、ヘレナモルフォ、シロモルフォ、メネラウスモルフォ、アキレスモルフォなどは同好者によく知られている代表的なものである。
幼虫の食草は、タケを食べるエガモルフォのほか、既知のものはすべて双子葉植物で、そのなかでコカ科、ツヅラフジ科、マメ科などが知られている。
トリバネアゲハ
トリバネアゲハとは、昆虫綱鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科の一群の総称。
古くはトリバネチョウといっていたが、近年はトリバネアゲハとよぶことが普通。
狭義ではOrnithoptera属(真正トリバネアゲハ属)に限定されるが、近年はそのほかに近縁のTrogonoptera属(アカエリトリバネアゲハ属)およびTroides属(キシタアゲハ属)を含めて、広義に用いられる場合が多い。
この仲間のチョウはすべて東南アジアの熱帯地方の産で、アフリカやアメリカ大陸には分布しない。
幼虫の食草は知られる限りすべてウマノスズクサ科の植物である。
真正トリバネアゲハ属のチョウは、ニューギニア島を中心に、東はソロモン諸島、西はモルッカ諸島にまで分布し、11種が知られる。
チョウのなかでももっとも大形で、雄のはねは金緑色(または黄緑色)に輝く種がほとんどで、世界の美蝶(びちょう)の1つに数えられる。
この仲間の1種アレクサンドラトリバネアゲハの雌は世界最大のチョウとして有名である。
アカエリトリバネアゲハ属のチョウは、マレー半島、スマトラ島、ボルネオ島、パラワン島(フィリピン)に分布する1種(学者によりパラワン島産を別種とするものがあり、この説をとれば2種)があるのみ。
キシタアゲハ属のチョウは、西はインドから東はニューギニア島にかけての熱帯から亜熱帯に分布し、全部で20種を数える。
日本近隣では台湾地域に2種(キシタアゲハ、コウトウキシタアゲハ)が分布する。
如何でしたか?
どの蝶も、羽の模様が美しいですね。
どれも日本では見ることができないようなので、海外旅行の際に見るのが良いでしょう。
最後までお読み頂き有難う御座いました!