こんにちは!
今日は、日本三大潮流について紹介したいと思います!
日本三大潮流に選ばれたのは、
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
大畠瀬戸
大畠瀬戸とは、山口県南東部、本土の柳井市と大島間にある狭い海峡。
別称大島瀬戸。
幅約 800m、最大流速 9.8ktの急潮と大小の暗礁がある航行上の難所。
周防灘と広島湾を結ぶ最短コースで大型船の航行が多い。
1976年最狭部に連続トラス橋形式の大島大橋が竣工し、島の孤立性が緩和した。
※周防灘とは、瀬戸内海西部の海域。
北は山口県、西は関門海峡、南は九州、東は姫島、祝島、長島の線で限られる。
東部に深く、西部に浅い。
潮流は関門海峡付近以外は穏やか。
小型機船底引網、あぐり網、巾着網漁を中心として、フグ、ブリ、カタクチイワシ、マアジ、カレイなどを漁獲。
中・西部沿岸は遠浅でノリやカキを養殖。
姫島付近のフグは有名。
徳山港を中心として、下松、宇部、苅田 (かんだ) の良港がある。
徳山港、柳井港は内海航路の寄港地。
北岸の山口県側は工業化が進む。
伊良湖水道
伊良湖水道とは、通称渡合 (どあい) 。
伊勢湾の湾口にある海峡。
愛知県渥美半島の伊良湖岬と三重県神島の間の約 4.4kmで潮流が激しく暗礁もあって船の難所とされ、古くから海難事故が多い。
1973年狭水道指定航路となり、翌年伊良湖水道航路管制信号所が設置され、全長 200m以上の巨大船は航行規制を受ける。
漁船を含めて1日約 1200隻が通過。
※伊良湖岬とは、愛知県南部、渥美半島の南西端で伊勢湾に突出する岬。
古生層から成る分離丘陵の古山 (85m) の先端部で白亜の灯台がある。
現在は恋路ヶ浜、伊良湖港、ゴルフ場などを含んだ岬周辺の地域を広く呼ぶようになった。
島崎藤村の『椰子の実』の詩は、友人の柳田国男が黒潮に乗って流れ着いたヤシの実をここで見つけたことによるといわれる。
三河湾国定公園に属する。
早崎瀬戸とは、瀬詰の瀬戸ともいう。
島原湾の入口にあたる。
幅約 5km。
潮流は速いが、有明海の出入口にあたる重要な交通路である。
島原半島の口之津港と天草下島鬼池港との間にフェリーが就航している。
※島原半島とは、長崎県南東部、有明海、橘湾、島原湾に囲まれる半島。
半島は雲仙岳の火山群と南部の南有馬溶岩台地とからなる。
古くは戦国諸豪族の争覇の地で、覇者有馬氏の支配は慶長 19 (1614) 年、有馬直純の延岡転封まで続き、これを継いだ松倉氏が島原の乱で除封されたのちは松平氏の支配が長かった 。
島原の乱で半島南部の住民は全滅し、その後全国から農民や浪士が移住してきたため、近年においてもなお各出身地の遺風がみられる。
東岸は広大な火山扇状地が発達し、米作のほか、ミカン、葉タバコ、ジャガイモなどの栽培と畜産が行われる。
西海岸は千々石を除いて、丘陵が海に迫り、ミカン、ジャガイモの栽培、カタクチイワシの煮干し加工が行われる。
雲仙温泉、島原温泉、小浜温泉の3温泉地と多くのキリシタン関係の旧跡があり、雲仙天草国立公園、島原半島県立自然公園に属する。
1991年雲仙普賢岳が 200年ぶりに噴火し、雲仙、島原一帯に大災害をもたらした。
半島を一周する国道 251号線、雲仙岳を中心に国道 57号線、389号線が通じ、また多比良、島原、口之津からそれぞれ熊本県の長洲、三角、鬼池にフェリーが運航する。
如何でしたか?
どこも、航海においては難所のようですね。
伊良湖水道については、以前伊良湖岬から鳥羽までのフェリーに乗った記憶があります。
最後までお読み頂き有難う御座いました!