こんにちは!
今日は、世界三大負の世界遺産について紹介したいと思います!
世界三大負の世界遺産に選ばれたのは、
ゴレ島
の3つです。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
ゴレ島
ゴレ島とは、1978年に登録されたセネガルの世界遺産(文化遺産)。
首都ダカールの沖合3kmに浮かぶ、東西300m、南北900mの孤島である。
1444年にポルトガル人がこの島に上陸して以来、オランダ、イギリス、フランスが、次々とこの島を支配してきた。
ポルトガル人は蜜蠟などを母国へ運ぶ際の集荷地としてこの島を利用したが、その後アフリカ内陸部の奴隷、アラビアゴム、黄金、蜜蠟などの交易拠点としての重要性が増してきたことにより、イギリス、フランス、オランダ、ポルトガルの商業権争いの舞台となり、最終的にセネガル本土とともに、フランスがこの島を勢力下に収めた。
こうしたことから、この島は1814年に、当時の統治国だったフランスが奴隷貿易を廃止するまで、奴隷貿易の拠点として栄えた。
1776年に建設され奴隷の収容施設として使われた「奴隷の家」が博物館として公開されている。
また、この島にはセネガル最古の石造のモスクや、18世紀の古典主義様式のカトリックの聖堂も残っている。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所とは、ナチス・ドイツが建設した最大の強制収容所。
第2次世界大戦中にポーランドを占領したナチス・ドイツはオシフィエンチム市をアウシュビッツとドイツ語名に変え、3つの強制収容所を建設しました。
現在アウシュビッツ強制収容所と呼ばれているのは第1収容所です。
跡地は博物館となっており当時の惨劇を今に伝えています。
アウシュビッツ強制収容所の門には「労働は自由への道」という言葉が掲げられています。
しかしその言葉とは裏腹に9割以上の人が苛酷な労働と不衛生な環境、ガス室、銃殺、拷問などにより自由を手にできぬまま亡くなっていきました。
日本の原爆ドームと同様に人類の過ちを象徴する負の遺産として世界遺産に登録されています。
原爆ドームとは、1996年に登録された日本の世界遺産(文化遺産)で、広島市中心部の元安川の川沿いにあり、川をはさんだ南側に平和記念公園がある。
元は、チェコ人の建築家ヤン・レツルによって設計され、1915年に竣工した「広島県産業奨励館」の建物で、中央に高さ25mのドーム部がある、地上3階、地下1階のレンガ造り。
ネオバロック風のモダンな建物だった。
1945年8月6日の午前8時15分、この建物の南東上空約580mで原子爆弾が炸裂。
建物はすさまじい熱線に包まれ、その直後に猛烈な爆風に襲われて一気に崩壊したとされる。
わずかに、中央のドーム部分を中心とした外壁を残し、建物の本体部分はほぼ全壊した。
現在、残った建物は人類史上初めて使用された核兵器による負の遺産で、人類の平和を願うシンボルとしての価値が評価され、世界遺産に登録された。
如何でしたか?
我々人間には、忘れてはいけない暗い過去があると思います。
そのような出来事を知ることによって、今後このようなことを絶対に起こしてはいけないという気持ちを全世界の人々が持つことにより、より良い世界が実現できるのではないかと思います。
最後までお読み頂き有難う御座いました!