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日本三大景気って何?

 

 

 

こんにちは!

 

 

今日は、日本三大景気について紹介したいと思います!

景気とは、売買や取引などに現れる経済活動の状況で、特に、経済活動が活気を帯びていることを言います。

 

日本三大景気に選ばれたのは、

岩戸景気

いざなぎ景気

バブル景気

の3つです。

 

それぞれ簡単に紹介したいと思います!

 

 

岩戸景気

 

 

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白黒テレビ

 

 

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電気洗濯機

 

 

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電気冷蔵庫

 

 

岩戸景気とは、1958年7月から 1961年12月まで続いた第4循環の景気拡大局面の俗称であり、いざなぎ景気、バブル景気に次いで第2次世界大戦後、第3位の長さ(42ヵ月間)を誇る。

神武景気をしのぐ大型景気ということから、天の岩戸神話にちなみ岩戸景気命名された。

活発な技術革新により「投資が投資を呼ぶ」という設備投資主導の景気拡大が生まれ、同時に 1959年の皇太子明仁の成婚を機に白黒テレビが爆発的に売れて、「三種の神器」と呼ばれた家庭用電気機器(テレビジョン、電気冷蔵庫、電気洗濯機)が急速に普及していった。

また 1960年12月に国民所得倍増計画が発表され、本格的な高度経済成長の時代に突入した。

 

 

 

 

 

いざなぎ景気

 

 

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クーラー

 

 

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自動車

 

 

いざなぎ景気とは、1965年 11月から 1970年7月まで続いた第6循環の景気拡大局面の俗称。

岩戸景気の 42ヵ月を上回り 57ヵ月も景気拡大が続いたことから、岩戸神話よりさかのぼって、国造り神話から「いざなぎ景気」と命名された。

民間設備投資に牽引された日本経済はこの5年間に名目国民総生産 GNPが2倍以上となり、1968年には西ドイツを抜き、自由世界第2位となった。

消費ブームはさらに続き、いわゆる「3C」 (自動車、カラーテレビ、クーラー) が急速に普及したのもこの時期である。

 

 

 

 

 

バブル景気

 

 

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ロックフェラー・センター

 

 

バブル景気とは、1986年 11月を谷とする第 11循環の景気拡大局面。

経済のファンダメンタルズに基づかない景気上昇であったので、バブル景気と名付けられた。

平成景気ともいわれる。

86年 12月から 91年4月までの 53ヵ月が平成景気にあたり、「いざなぎ景気」に次いで戦後第2位を誇る。

平成景気となる前の日本経済は、85年9月のプラザ合意を受けた円高が急速に進展し、円高不況といわれる状況であった。

しかし輸入原材料安、物価の安定といった円高メリットが波及し、実質所得の増加につながったこと、金融緩和が投資マインドを刺激したこと、さらに「緊急経済対策」による景気刺激策がとられたことで、急激な回復をみせ、景気拡大が続いた。

バブル景気の特徴として第1に、いざなぎ景気に次ぐ期間の長さがあげられる。

第2に、7年をこえる景気拡大が続き、1次産品価格も安定した世界経済の好況を背景にしていたこと。

第3に、内需の力強い拡大と外需の減少がある。

内需の内訳をみると、初めは公共投資と住宅投資であり、景気拡大が軌道に乗ってからは個人消費と民間設備投資の拡大がみられた。

個人消費では高級車ブーム、海外旅行ブームなどにみられるブランド品指向の高まり、また企業においては生産能力の拡大や省力化のための投資に加え、情報化関連投資、研究開発投資などの独立投資が大幅に増加したことが大きな特徴といえる。

第4に、雇用情勢の改善と労働力需給の引締りがある。

失業率の低下幅は石油危機以降最大であり、人手不足感が広がりをみせ、省力化投資の促進要因になった。

第5に、物価と賃金が落ち着いていたことがある。

物価の安定には、輸入の安全弁効果が働いており、景気が加熱するのを防いでいた。

第6に、経常収支の黒字幅が縮小していることがあった。

しかし、90年2月の株式相場急落以降この景気にもかげりがみえ、91年日銀による金融引締策によって突然バブルがはじけるように不況状況に陥った。

 

 

 

 

 

如何でしたか?

 

バブル景気は、よく聞くので、馴染みがあったのではないでしょうか?

景気というのは、上がり下がりが激しいので、上がったからといって、ずっと上がり続けるわけでないということをバブル景気から教わりました。

これからの景気もどうなっていくかは分かりませんが、常に動向を見ていく必要があると思います。

 

 

最後までお読み頂き有難う御座いました!