こんにちは!
今日は、世界三大喜劇王について紹介したいと思います!
喜劇とは、劇の1つの型。
ギリシア語のコモイディアに語源をもつ。
この語は行列、酒宴を意味する kōmōsと、歌を意味するオイデが結び付いてできたものである。
豊穣の神ディオニュソスの祭りの際、人々が陽気で風刺的な歌を即興で歌いながら練り歩いたことが喜劇の母胎となったものと思われる。
悲劇の対立概念で、悲劇が大体において主人公の死で終わるのに対し、喜劇は幸福な結末(結婚等)を持つ。
また、悲劇が歴史上の人物や高貴な人物を登場させるのに対し、喜劇の人物は同時代の庶民であることが多い。
喜劇は人間の性格や行動、社会のあり方等を批判的に描いて観客の笑いを誘うことを主な目的とする。
ギリシアではアリストファネスの風刺喜劇が、ローマでは,社会の風習や家庭生活に題材を取り、恋の葛藤等を絡ませたプラウツスやテレンチウスの喜劇が盛んであった。
特にローマ喜劇は、ルネサンス以後のヨーロッパ諸国の喜劇に大きな影響を与えている。
狭義の喜劇は、特に精神的、知的な笑いを誘うものを指し、外面的、肉体的な笑いに頼る笑劇(ファルス) と区別される。
現代においては、悲劇的な笑いを誘うブラック・コメディーも現れている(不条理演劇)。
世界三大喜劇王に選ばれたのは、
の3人です。
それぞれ簡単に紹介したいと思います!
チャールズ・チャップリンとは、イギリス生まれの喜劇俳優、監督、制作者。
本名 Charles Spencer Chaplin。
1913年、巡業先のアメリカでM.セネットと契約を結び、以後数多くの短編喜劇映画に出演、また自ら監督し、山高帽とちょび髭にどた靴という独特の扮装で、一躍世界の人気者となった。
『独裁者』(1940年)ではナチズムを痛烈に諷刺した。
アメリカの反共主義の風潮を逃れて1953年からスイスに移住。
代表作『移民』(1917年) 、『犬の生活』(1918年)、『担え銃』(1918年) 、『キッド』(1921年)、『黄金狂時代』(1925年)、『サーカス』(1928年) 、『街の灯』(1931年)、『モダン・タイムス』(1936年) 、『殺人狂時代』(1947年)、『ライムライト』(1952年) 。
1975年、イギリス王室よりナイトに叙せられ、サーの称号を受けた。
本名Joseph Francis Keaton。
幼時から寄席に出演。
1917年からロスコー・アーバックルの喜劇映画に出演後、笑わない喜劇俳優として主に無声時代に活躍した。
主演作品『恋愛三代記』(1923年) 、『忍術キートン』(1924年)、『キートン将軍』(1927年)等。
『ライムライト』(1952年)ではC.チャップリンと共演した。
1912年、映画界に入り、1917年以後、トレードマークのロイド眼鏡とカンカン帽を着け、アメリカ的な青年気質をコメディーに表現して人気を得た。
サイレント喜劇映画の黄金時代を作った1人。
主作品『要心無用』(1923年) 、『ロイドの人気者』(1925年)。
如何でしたか?
チャップリンは知っていましたが、キートンとロイドは初めて知ったので、とても勉強になりました。
3人の作品についても、今度観たいと思います!
最後までお読み頂き有難う御座いました!